2015年1月に開催されたJANOG35 Meetingにおいて、当時のホストである「ふじのくに情報ネットワーク機構」様が「ダイヤモンド・インキュベーションプログラム」を行い、JANOGに参加したい若者でも参加できるよう支援するプログラムを実施しました。この精神は、今後のインターネット技術を学ぶ若者にとって大変意義のあるものであり、続く2015年7月に開催されたJANOG36 Meetingにおいても、その精神を引き継ぎ、意欲があっても経済的に参加が難しい若者に対して、任意団体である「JANOG若者支援プログラム」として参加にかかる旅費交通費等の支援を実施してきました。支援を行った応募者はのべ50名を超え、卒業生の中にはIT業界に就職し活躍しているものも現れてきており、支援は一定の成果をあげてきたと考えております。
一方で今後さらなる支援の拡大やかかる費用の透明性の担保を鑑みると、任意団体での支援継続が困難であり法人化が避けられない状況となりました。
この度上記の問題や懸念の解決と今後の発展のため、非営利型一般社団法人IPネクスト育成協会を設立し、JANOG若者支援プログラムの機能の移管を実施することといたしました。